FACILITATOR SCRIPT · 90 MINUTES
90分
完全台本
ワークショップ当日、読むだけで進行できる台本。セリフ・操作・想定 Q&A・失敗時対応まで全セクションに明記。前日リハーサルは必ずこのページを音読。当日は Driver View と並べて使用。
90分
5 セクション
想定 Q&A 15 件
台本の読み方
以下の 4 種類のブロックで構成されています:
"セリフ" — そのまま読む (赤線枠・太字の部分は省略可だが推奨)
自分の端末で行う操作 (クリック・プロンプト貼付等)
画面で役員に見せる要素 (ここを指差す / ここに注目してもらう)
役員から出そうな質問と、用意した回答
失敗時・詰まった時の対処
進行の基本姿勢 3 つ:
- 完璧主義を捨てる: Claude の応答が遅くても、失敗しても、"これも学びです"と冷静に転換。Research Preview 含むツールでの生実演はむしろリアル。
- 沈黙を埋めすぎない: Claude が Plan mode で考えている 5–10 秒は黙って待つ。役員の時間の使い方に合わせる。
- 数字で語る: "高速" ではなく "3 分で", "効率化" ではなく "年間 104 時間削減"。役員の判断言語。
0:00 – 0:05OPENING (5 分)
期待値セット。3 本柱の俯瞰 → 今日の進め方を共有 → 事前準備確認。セリフは合計 300 字程度、読み上げ 1.5 分 + 双方向 3.5 分。
0:00 — 1 分: 歓迎 + ゴール宣言
Driver View でタイマー開始 (Space キー)。index.html を大型モニタに表示。
本日はお時間ありがとうございます。90 分で、2026 年 4 月時点の最新 Claude プロダクトを体感していただきます。ゴールは明日、ご自身の端末で最低 1 つのタスクを Claude にやらせる気になっていただくこと。それ以上でもそれ以下でもありません。
0:01 — 2 分: 今の Claude の立ち位置
index.html の「3 PILLARS」セクションを表示。
Claude を作っている Anthropic は、この 2 ヶ月で 3 つの大きな変化を起こしました。1 つ目、Claude Code Desktop。ターミナルを開かずに、アプリのタブから開発エージェントを使える。2 つ目、Claude Design。会話でピッチデックや one-pager を生成する。発表日に Figma の株が 7% 下落しました。3 つ目、Claude Cowork。デスクトップ上で自律的に業務をこなすエージェント。この 3 つを順番に体感していただきます。
Q: ChatGPT とどう違うの?
A: 今日は "どちらが良い" ではなく、"Claude が得意な領域に手を伸ばす" 観点で見てください。既存 ChatGPT 運用は続ける前提です。詳細は Claude vs ChatGPT vs Gemini に。
A: 今日は "どちらが良い" ではなく、"Claude が得意な領域に手を伸ばす" 観点で見てください。既存 ChatGPT 運用は続ける前提です。詳細は Claude vs ChatGPT vs Gemini に。
0:03 — 1 分: 進行スタイル
私が自分の端末で操作します。皆さんは手元の端末で同じことを追走してみてください。うまくいかない箇所があったら、止めずにメモだけ残してください。終わってから個別にフォローします。
0:04 — 1 分: 事前準備チェック
各役員に確認: ① Claude Desktop が開いているか ② Max プランでログイン済みか ③ Wi-Fi 接続 OK か。
では始めます。最初の 40 分が今日のメインです。Claude Code Desktop に、MIXI 向けの AI Executive ツールをゼロから作らせます。
0:05 – 0:45PART 1 — AI Executive をゼロから生成 (40 分 · メイン)
一番時間を使うセクション。役員に "Claude が目の前で app を作る" 衝撃を体感させる。仕様を渡す → Plan mode で承認 → キー配置 → 起動 → 機能追加、の 5 段階。
0:05 – 0:07① Code タブ ツアー (2 分)
Claude Desktop を開き、
Code タブを選択。まだ何もしない。
これが Claude Desktop の Code タブ。2026 年 4 月 14 日に大幅リデザインで GA しました。左が Parallel Sessions、並行タスク管理。真ん中が今は空ですが、ここにチャット・ファイル編集・差分レビューが全部入ります。下に統合ターミナル、右にプレビュー。Mac / Windows どちらもこれ 1 つで完結します。
Parallel Sessions の "+" ボタン、Plan mode トグル、設定の "Model" 項目、統合ターミナル切替 (Cmd+`) を指差して 3 秒ずつ。
ターミナルを開けなくても、これで十分です。今日はここしか使いません。
0:07 – 0:12② 仕様プロンプトで Plan 提示 (5 分)
Code タブで新規 workspace を作成、パス指定:
~/workshop-demo/ai-executive/。Driver View の P1-01 Copy ボタンを押してコピー → Code タブにペースト。Plan mode を ON。Send。
今、Claude に MIXI 向け AI Executive ツールの仕様を渡しました。役員 3 名 (CEO/CFO/CTO) の視点から、与えられた議題を同時評価するツールです。Plan mode で、いきなりファイルを作らずに、まず計画を見せてと指示しています。
Claude が Plan を提示するのを待つ (5–10 秒)。出てきた Plan を黙って 15 秒読み上げる。
見てください。ファイル 8 つ、コード約 200 行。backend の app.py が 1 つ、frontend の index.html が 1 つ、あとは config と docker 関連。これでゴールに到達できるという計画です。Approve します。
Plan を Approve。生成が走る。差分を "Visual Diff" で軽く流して見せる。
Q: 自然言語だけで、何でここまで正確に作れるの?
A: 2 つ理由があります。1 つは仕様が十分構造化されていること (Plan mode がそれを強制する)。もう 1 つは Opus 4.7 の精度。1M トークンの文脈で全体を把握しながら整合性をとります。詳細は Code Desktop 徹底解説。
A: 2 つ理由があります。1 つは仕様が十分構造化されていること (Plan mode がそれを強制する)。もう 1 つは Opus 4.7 の精度。1M トークンの文脈で全体を把握しながら整合性をとります。詳細は Code Desktop 徹底解説。
Plan が出てこない / モデルが "Plan mode 非対応" と言う → 画面右上のモデル選択で Opus 4.7 を選び直して再送信。
0:12 – 0:20③ 🔑 API キー配置レッスン (8 分 · 核心 · Web UI 方式)
ここが今日一番大事なところです。AI ツールは API キーを入れないと動かない。キーの扱いを間違えると、監査事故や情報漏洩に直結します。ただ従来のように「.env ファイルを手で編集して…」みたいなエンジニア作業はしません。アプリ自身にキー設定画面を作らせて、ブラウザから入れる方式にします。Windows でも Mac でも同じ体験。
Driver View の P1-02 を Copy → Code タブに貼付 → Send。
Claude が
app/settings.py (API) と static/settings.html (UI) を作る様子、続いて「キーの値をこちらから要求しないこと」を守っているか確認。
注目してください。Claude は私に "キーの値を教えて" と聞いてきません。なぜなら、この後ブラウザの password フィールドから私が直接入れるから。チャットに貼ったら LLM のログに残る可能性がある、画面共有にも写ってしまう。これが 6 原則の 1 番目。
Driver View 右カラムの「6 原則 Quick Ref」を指差す、または別タブで deep-api-keys.html の「Web UI vs dotfile」章を見せる。
6 原則は: ① チャットに貼らない ②
.env 経由 ③ .gitignore 確認 ④ 定期ローテーション ⑤ 最小権限 ⑥ 本番/開発キー分離。今日のアプリは6 つ全部を UI が強制する設計です。password input で目視困難、アプリが裏で .env に書き込み、.gitignore も自動チェック、ローテートボタンあり。今日はワークショップ専用に朝作ったキーを使い、終了後 24 時間以内に revoke。これが 6 番目。
ブラウザで
http://localhost:8000 を開く (アプリは既に起動済みの前提)。初回起動なので自動的に /settings?first_run=true にリダイレクトされる。4 つの password フィールドに事前準備したキーを順に貼り付ける (約 30 秒)。password 型なので画面共有しても値は写らないが、念のため貼り付けるフィールド以外は focus を外しておく。"Validate & Save" を押すとアプリが各キーに OpenAI test call を 2-3 秒走らせ、全 validate 成功で「保存しました」の緑 toast + 「評価画面へ」ボタンが出る。
統合ターミナルで
git check-ignore -v .env を走らせて .gitignore:行番号:.env が返ることを確認 (原則 3 の裏取り)。
Q: password フィールドに入れれば本当に安全?
A: "Chat に貼らない" という意味では安全です。ただ最終的にキーは .env に書き込まれるので、そこの権限管理 (chmod 600)、.gitignore、ローテーションまでがセット。それを全部アプリがやってくれているので、人為ミスが起きにくい、が正しい理解です。
A: "Chat に貼らない" という意味では安全です。ただ最終的にキーは .env に書き込まれるので、そこの権限管理 (chmod 600)、.gitignore、ローテーションまでがセット。それを全部アプリがやってくれているので、人為ミスが起きにくい、が正しい理解です。
Q: そこまで気にする必要ある?
A: GitHub で誤って公開されたキーは、平均 60 秒以内に攻撃者のスキャナに検知されます。2024 年の調査では、公開リポジトリから年間数千件のキーが漏洩。監査的にも "どの鍵をいつローテーションしたか" の記録が必須です。
A: GitHub で誤って公開されたキーは、平均 60 秒以内に攻撃者のスキャナに検知されます。2024 年の調査では、公開リポジトリから年間数千件のキーが漏洩。監査的にも "どの鍵をいつローテーションしたか" の記録が必須です。
Q: キーは金額なの?
A: キー自体は無料ですが、キー経由で呼ばれる API はコスト発生します。漏洩すると他人が勝手に課金できてしまう。これが経営的にも痛い。
A: キー自体は無料ですが、キー経由で呼ばれる API はコスト発生します。漏洩すると他人が勝手に課金できてしまう。これが経営的にも痛い。
Q: なぜ自前ツールにまで設定画面を作るの?
A: これが未来の企業 SaaS の最低ラインです。Notion・Slack・Datadog みたいな有名 SaaS は全部 Web UI でキー管理します。自社の内製ツールもそれを下回っちゃダメ、ということを身をもって知る意味もあります。
A: これが未来の企業 SaaS の最低ラインです。Notion・Slack・Datadog みたいな有名 SaaS は全部 Web UI でキー管理します。自社の内製ツールもそれを下回っちゃダメ、ということを身をもって知る意味もあります。
0:20 – 0:30④ 議案評価・動作確認 (10 分)
Settings 保存直後、自動的に評価画面に戻ります。ここから実際の議案評価です。
Driver View の P1-03 の指示を Code タブではなく、ブラウザの議題入力欄に直接貼り付け → "議案を評価" ボタン。(※ P1-03 は Claude への指示ではなく運用手順。読み上げるだけ)
SSE で Phase 1 (10-15 秒) → Phase 2 (10-15 秒) → Phase 3 (10-15 秒) のカードが順に点灯していく様子。合計 40-45 秒。
Phase 1 は 3 役員それぞれが、他の評価を見ずに独立に議案を評価しています。純粋な 3 視点を先に得る。これが独立評価。
Phase 2 に入りました。それぞれの役員が、他の 2 人の評価を読んで相互レビューしています。これが本ツールの真価です。CFO は CEO が見落としている数字を指摘する。CTO は CEO の楽観を技術負債で牽制する。単独評価では見えない盲点が炙り出されます。
Phase 3 は Facilitator が全体統合。合意点・対立点・実行アクション 3 つ・最終判断 (GO / NO-GO / 条件付 GO) が出ました。
"Copy to clipboard" を押して Markdown 全文をコピー、プレゼンに貼れることを見せる。
このまま議事録に貼れます。来週の取締役会、これを事前に回したら「事前に考慮すべき論点」が 45 秒で出揃うわけです。
起動エラーで詰まる → Claude に "エラー出てるので直して" と投げる (通常これで自走修復)。それでも 10 分経過 → Driver View の [A] Copy pre-built backup folder をクリック、表示されたコマンドを実行。バックアップは
~/workshop-backup/ai-executive/ に事前準備 (キーは未設定状態でも /settings で入れるだけで即復旧)。0:30 – 0:37⑤ 自然言語で機能追加 (7 分)
エンジニアを呼ばずに、私が自然言語で機能追加できることをお見せします。
Driver View の P1-04 を Copy → Code タブ → Send。
Claude が該当ファイルを特定 → Visual Diff で変更案を提示 → 私が Accept する流れ。
右に緑 (新規) / 赤 (削除) で変更が見えます。レビューして、問題なければ Accept。今のは API 呼び出し後に "4 人目の統合エージェント" を呼ぶ処理を追加してもらった形です。ブラウザ更新で反映されます。
ブラウザ更新、新しい「今後四半期のアクション 3 つ」セクションが出ることを確認。
Q: 勝手に変なコード入れないか心配
A: 全変更を Visual Diff で目視レビューしてから Accept できます。また Plan mode を先に挟めば、"何を変える予定か" を事前確認できます。暴走リスクは他の AI より明確に低い設計です。
A: 全変更を Visual Diff で目視レビューしてから Accept できます。また Plan mode を先に挟めば、"何を変える予定か" を事前確認できます。暴走リスクは他の AI より明確に低い設計です。
0:37 – 0:40⑥ ラップアップ (3 分)
Part 1 で覚えていただきたい 3 つ:
① Claude Desktop の Code タブひとつで完結
② 鍵は .env に / チャットに貼らない / 終わったら revoke
③ 改修は自然言語で OK、Visual Diff で安全確認
① Claude Desktop の Code タブひとつで完結
② 鍵は .env に / チャットに貼らない / 終わったら revoke
③ 改修は自然言語で OK、Visual Diff で安全確認
ROI の目安: 役員 1 人が週 2 時間 Code Desktop を使えば、年間 104 時間の業務短縮。経営企画 3 名分のリサーチ稼働に相当します。
0:40 – 0:45バッファ / 質疑 (5 分)
Part 1 でここまでの質問を受けます。
(沈黙 5 秒待ち、質問がなければ) では Part 2 に行きます。
(沈黙 5 秒待ち、質問がなければ) では Part 2 に行きます。
0:45 – 1:02PART 2 — Claude Design (17 分)
4 日前に発表されたばかりの Research Preview。爆速生成の衝撃を 2 シナリオで体感。
💡 Part 2 のスライドは全部 Claude Design で作れる: 当日 Part 2 で使うスライドの生成プロンプト (P0–P20) は Claude Design スライドプロンプト集 にまとめてあります。前日リハーサル時に 30 分でデッキを生成しておくこと。セクション冒頭で「これ、Claude Design で作りました」のネタバラしがハマる。
0:45 – 0:47① Design の立ち位置 (2 分)
別タブで
claude.ai/design を開く。Driver View のタイマーを PART 2 に進める (N キー)。
Claude Design は 2026 年 4 月 17 日、つまり5 日前に Research Preview で発表されました。発表日に Figma の株が 7% 下落した製品です。Opus 4.7 を基盤に、会話でデザイン成果物を生成します。今日は 2 つの経営シナリオを試します。
0:47 – 0:55② 新規事業 one-pager (8 分)
Driver View の P2-01 を Copy → Claude Design に貼付 → 実行。
生成中のプレビュー。完成まで 30–60 秒。
"AI 経営人材アカデミー" の one-pager を A4 縦で生成させています。課題、ソリューション、ターゲット、差別化、マネタイズ、ロードマップ、チームの 7 要素。普段なら社内で 2 日かかる草案を、1 分弱で作っています。
生成後、インラインで 1–2 箇所 refine ("ロードマップをもっと具体的に", 等)。
ここで重要なのは 0 → 0.8 の速度です。0.8 → 0.95 の仕上げは Figma や Canva で別途やる。初稿を生む時間が劇的に縮む、これが本質。
右上の Export → PPTX を試し、ダウンロード成功を見せる。
0:55 – 1:00③ 月次業績レビュー 5 スライド (5 分)
Driver View の P2-02 を Copy → Design の新規セッションに貼付 → 実行。
5 スライド (Executive Summary / セグメント別 / ハイライト / 懸念 / 来月フォーカス) が 1 分で生成。
朝の役員会議 10 分前に、数字を入れてこれを生成 → 手元で微修正、という使い方です。ゼロから作る 3 時間を 10 分に。
1:00 – 1:02④ エクスポートと限界 (2 分)
PPTX / PDF / Canva に送れます。Research Preview なので、完璧ではありません。日本語の詰めが甘いときもある。ただ、初稿の速度でゼロに勝る。これが今の現実です。詳細は Claude Design 徹底解説。
Design が応答しない → 別ブラウザで再度ログイン、または Driver View [B] Play pre-recorded demo で事前録画に切替。
1:02 – 1:20PART 3 — Claude Cowork 徹底リサーチ + ミニライブ (18 分)
Cowork はファシリテーターの実使用経験ゼロの前提でも、リサーチで武装し、1 件だけライブ試行する。成功すれば "おお"、失敗すれば "これが限界" という教材に転換。
1:02 – 1:04① Cowork とは 3 行 (2 分)
Driver View のタイマーを PART 3 に進める。Claude Desktop の Cowork タブを開く。
Cowork は、2026 年 2 月 24 日 GA。非エンジニア向けの自律エージェントです。ローカルファイル、Gmail、Google Drive を横断して多段のタスクを自走します。OSWorld というベンチで 72.5%、人間は 87%。半年前は 15% 未満でした。1 年で 5 倍の性能向上です。
1:04 – 1:10② 役員向けユースケース 5 選 (6 分)
大型モニタで deep-cowork.html を開き、「役員向けユースケース 20 選」テーブルにスクロール。
役員業務に効く 5 つをご紹介します:
① 取締役会資料束の要約: 2 時間 → 10 分
② 決算 Q&A draft 生成: 4 時間 → 30 分
③ DD 資料横断分析: 半日 → 1 時間
④ Gmail × Drive 週次ブリーフ: 1 時間 → 自動化
⑤ 契約レビュー: 3 時間 → 20 分
いずれも既に海外の企業で定着しているユースケースです。
① 取締役会資料束の要約: 2 時間 → 10 分
② 決算 Q&A draft 生成: 4 時間 → 30 分
③ DD 資料横断分析: 半日 → 1 時間
④ Gmail × Drive 週次ブリーフ: 1 時間 → 自動化
⑤ 契約レビュー: 3 時間 → 20 分
いずれも既に海外の企業で定着しているユースケースです。
1:10 – 1:14③ MIXI IR 資料 実機ミニライブ (4 分)
事前準備: 公開済みの MIXI IR 資料 PDF を
~/Downloads/mixi-ir.pdf に置く。Cowork タブで Driver View の P3-01 を Copy → 実行。
Cowork が PDF を読み、3 行サマリを
~/Desktop/summary.md に書き出すまでを全員で見る。
(成功した場合) 30 秒で読んで 3 行にまとめました。これが Cowork です。
(失敗した場合) 今、想定と違う動きをしました。これが Research Preview + 自律エージェントの現実です。"使いどころの見極め" が導入判断の 8 割を占める、という実感を持って帰ってください。
(失敗した場合) 今、想定と違う動きをしました。これが Research Preview + 自律エージェントの現実です。"使いどころの見極め" が導入判断の 8 割を占める、という実感を持って帰ってください。
どちらに転んでも教材化する設計。失敗でも慌てない。
1:14 – 1:18④ MIXI 導入想定プロセス (4 分)
MIXI で試すなら、経営企画・法務・IR の 3 部署が最初の候補です。
経営企画: 週次ブリーフの自動化。
法務: 契約リスクの一次トリアージ。
IR: 決算 Q&A の想定問答準備。
RBAC で役員のみに権限を与え、監査ログで追跡可能。詳細は deep-cowork.html の「MIXI 想定導入シナリオ」に。
経営企画: 週次ブリーフの自動化。
法務: 契約リスクの一次トリアージ。
IR: 決算 Q&A の想定問答準備。
RBAC で役員のみに権限を与え、監査ログで追跡可能。詳細は deep-cowork.html の「MIXI 想定導入シナリオ」に。
1:18 – 1:20⑤ 導入の罠 5 つ (2 分)
最後に気をつける 5 つ:
① 日本データ居住地: Cowork 本体は US 処理。機密データは Bedrock 東京経由で別構成が必要。
② 学習データ: Enterprise プラン + ZDR で学習から除外。
③ ローカル権限: 最小権限運用必須。
④ 誤動作リスク: 確認必須モードで運用。
⑤ コスト: 予算上限設定必須。
詳細は セキュリティガイド に。
① 日本データ居住地: Cowork 本体は US 処理。機密データは Bedrock 東京経由で別構成が必要。
② 学習データ: Enterprise プラン + ZDR で学習から除外。
③ ローカル権限: 最小権限運用必須。
④ 誤動作リスク: 確認必須モードで運用。
⑤ コスト: 予算上限設定必須。
詳細は セキュリティガイド に。
Q: MIXI でいつ導入できる?
A: 30 日のパイロットなら明日から可能です。経営企画 5 名 × Pro プランで始められます。意思決定は、これから 2 週間以内に社内で詰めましょう。
A: 30 日のパイロットなら明日から可能です。経営企画 5 名 × Pro プランで始められます。意思決定は、これから 2 週間以内に社内で詰めましょう。
1:20 – 1:30CLOSING (10 分)
1:20 – 1:22① 明日から使う 3 つ (2 分)
Driver View のタイマーを CLOSING に進める。index.html に戻す。
明日から必ず 1 つやっていただきたい 3 つ:
① Code Desktop で、週 1 回、自分の業務を自然言語で投げてみる (資料要約、市場調査、etc.)。
② Claude Design で、次に作る経営資料の草案をまず生成。ゼロから作らない。
③ Cowork パイロット導入の検討開始。経営企画 5 名で 30 日。
① Code Desktop で、週 1 回、自分の業務を自然言語で投げてみる (資料要約、市場調査、etc.)。
② Claude Design で、次に作る経営資料の草案をまず生成。ゼロから作らない。
③ Cowork パイロット導入の検討開始。経営企画 5 名で 30 日。
1:22 – 1:27② Q&A (5 分)
ここまでの全体で、気になっていること・聞ききれていないこと、何でもどうぞ。
Q: ChatGPT と併用すべき?
A: はい。既存 ChatGPT 投資は維持、Claude は "契約レビュー / コード / 経営資料ドラフト / 長文処理" で足す、が当面の最適解です。詳細は deep-comparison.html。
A: はい。既存 ChatGPT 投資は維持、Claude は "契約レビュー / コード / 経営資料ドラフト / 長文処理" で足す、が当面の最適解です。詳細は deep-comparison.html。
Q: 全社展開は?
A: 今日の内容で役員数名の先行利用から始め、ROI 実測後に部門展開。ライセンス設計は Team Premium ($20/人/月 + Code/Cowork オプション) ベース。Enterprise は 50 名以上規模から検討。
A: 今日の内容で役員数名の先行利用から始め、ROI 実測後に部門展開。ライセンス設計は Team Premium ($20/人/月 + Code/Cowork オプション) ベース。Enterprise は 50 名以上規模から検討。
Q: セキュリティの最終確認は誰?
A: 法務 + 情報セキュリティ。セキュリティ完全ガイド を送ります。SOC 2 / ISO / ZDR / APPI の論点を網羅しています。
A: 法務 + 情報セキュリティ。セキュリティ完全ガイド を送ります。SOC 2 / ISO / ZDR / APPI の論点を網羅しています。
Q: 14 日で使いこなせる?
A: 14 日学習パス を用意しています。30 分/日 × 14 日で "自分で改修できる経営者" まで。
A: 14 日学習パス を用意しています。30 分/日 × 14 日で "自分で改修できる経営者" まで。
Q: 今日作った ai-executive は持ち帰れる?
A: はい、
A: はい、
~/workshop-demo/ai-executive/ にそのまま残ります。API キーは今日限りで revoke するので、使い続けるなら社内運用キーに差し替えてください。
1:27 – 1:30③ 次ステップ (3 分)
次にこちらからお送りするもの:
① 今日の全資料 URL (
② 14 日学習パスのメール (明日朝)
③ Cowork パイロット導入の提案書 (2 週間以内)
本日はありがとうございました。
① 今日の全資料 URL (
mixi-exec-ai-workshop.mocco.team) — ブックマーク推奨② 14 日学習パスのメール (明日朝)
③ Cowork パイロット導入の提案書 (2 週間以内)
本日はありがとうございました。
Driver View でタイマー停止、Export notes as .md をクリックして、Q&A と気づきを含む運用ログを保存。
タイムオーバー時の削りどころ
進行が押したときの「削って良い順」の目安:
| 順 | 削る箇所 | 節約時間 | リスク |
|---|---|---|---|
| 1 | Part 2 (c) 月次業績レビュー 5 スライド | 5 分 | 低 (Design の印象は one-pager で伝わる) |
| 2 | Part 1 バッファ枠 40–45 | 5 分 | 低 (Q&A を CLOSING に集約) |
| 3 | Part 1 ⑤ 機能追加の Visual Diff レビュー詳細 | 2–3 分 | 中 (自然言語改修の衝撃は残る) |
| 4 | Part 3 ⑤ 導入の罠 5 つ | 2 分 | 中 (後でメールで送る) |
| 5 | Part 3 ② ユースケース 5 選 (テーブルを見せるだけに) | 3 分 | 中 (deep-cowork.html で後読み) |
絶対削ってはいけない: API キー 6 原則レッスン (0:12–0:20)。これが経営陣向けの最大価値。
時間余裕時の 2 分 insert (optional)
Part 1 または Part 2 が想定より早く終わった時の"ボーナストラック"。2 分で Claude の「Artifacts / Projects / Memory」を紹介。
時間があるのでもう 1 つだけ紹介させてください。Claude には 3 つのユニーク機能があります。
Artifacts — Chat タブで「このページを HTML で作って」と言うと、右側に実際に動く HTML/CSS/JS がその場でレンダリングされます。今日のスライドの下書きも 30 秒で試せる。
Projects — よく使う文脈 (MIXI の経営資料、自部門の KPI) を Claude に"プロジェクト"として教えておけば、毎回同じ説明から始めなくて済む。全社員の毎日 5 分の時短。
Memory — Claude が過去の会話から重要ポイントを覚えておいてくれる機能。"先週話した課題の続きから" が可能になる。
Artifacts — Chat タブで「このページを HTML で作って」と言うと、右側に実際に動く HTML/CSS/JS がその場でレンダリングされます。今日のスライドの下書きも 30 秒で試せる。
Projects — よく使う文脈 (MIXI の経営資料、自部門の KPI) を Claude に"プロジェクト"として教えておけば、毎回同じ説明から始めなくて済む。全社員の毎日 5 分の時短。
Memory — Claude が過去の会話から重要ポイントを覚えておいてくれる機能。"先週話した課題の続きから" が可能になる。
時間があれば Claude.ai Chat タブで Artifacts を 1 回実演 (例: "簡単な社内アンケートフォームを HTML で作って")。
Q: これも試してみたい
A: 14日学習パスの Day 1 と Day 3 に組み込まれています。詳細は 用語集 の Artifacts / Projects / Memory エントリ。
A: 14日学習パスの Day 1 と Day 3 に組み込まれています。詳細は 用語集 の Artifacts / Projects / Memory エントリ。
前日リハーサル チェックリスト
- この台本を音読 (通しで 90 分かかることを時計で確認)
- Driver View をブラウザで開き、Space / N / B キーが効くか
- Code タブで Plan mode → Opus 4.7 が選択できるか
- ワークショップ用 API キー 4 本を OpenAI console で生成 (prefix:
workshop-YYYYMMDD-*) - ai-executive を事前に
~/workshop-backup/ai-executive/に構築 (フォールバック用)、docker compose up -dが成功することを確認 - 公開済み MIXI IR PDF を
~/Downloads/mixi-ir.pdfに配置 - 会場 Wi-Fi で Claude Desktop / claude.ai / Cowork が動くこと
- 事前録画 demo ビデオを
assets/fallback-demo.mp4に配置 (Cowork 失敗時用) - 外部モニタに HDMI 接続、画面共有の画質確認
- 通知 OFF (Slack / メール / 個人アプリ)
人的ロジスティクス Q&A (事前想定)
90 分セッションの運営面での典型的な状況と対処。事前に想定しておけば当日慌てない。
Q: 役員が 10 分遅刻した場合
A: OPENING は短いので、遅刻者が入室したら 30 秒で要約して "Part 1 冒頭から参加" してもらう。Part 1 は自己完結しているので致命的でない。index.html URL を LINE / Slack DM で即座に送付して、移動中に目を通してもらう手も。
A: OPENING は短いので、遅刻者が入室したら 30 秒で要約して "Part 1 冒頭から参加" してもらう。Part 1 は自己完結しているので致命的でない。index.html URL を LINE / Slack DM で即座に送付して、移動中に目を通してもらう手も。
Q: 役員が 1:00 頃に緊急対応で退室する場合
A: Part 1 + Part 2 (0:05–1:02) が核心、Part 3 Cowork は学習ページで代替可能。退室時に「Cowork 部分は後で送るので、お忙しければ今は大丈夫です」と声掛け。T+1 メールで重点的にフォロー。
A: Part 1 + Part 2 (0:05–1:02) が核心、Part 3 Cowork は学習ページで代替可能。退室時に「Cowork 部分は後で送るので、お忙しければ今は大丈夫です」と声掛け。T+1 メールで重点的にフォロー。
Q: 途中で休憩欲しいと言われたら
A: 0:45 (Part 1 → Part 2 の切れ目) に自然な break point がある。3 分の水分補給休憩を取る余地を残す設計。90 分 no-break は標準だが、強行しない。事前に「45 分経過時点で短い休憩を入れますか?」と意向確認できると最善。
A: 0:45 (Part 1 → Part 2 の切れ目) に自然な break point がある。3 分の水分補給休憩を取る余地を残す設計。90 分 no-break は標準だが、強行しない。事前に「45 分経過時点で短い休憩を入れますか?」と意向確認できると最善。
Q: 録画・画面収録について
A: このセッションは録画しない方針を推奨。理由: ① API キーを扱うセクションで password フィールドの画面が映るリスク、② 役員の発言を後から編集なしで社内に出すと発言者の率直さが下がる、③ 録画あると役員がフォーマルになって議論が硬直する。どうしても記録が必要なら、Claude Code 出力の Markdown レポートと運営メモで代替。
A: このセッションは録画しない方針を推奨。理由: ① API キーを扱うセクションで password フィールドの画面が映るリスク、② 役員の発言を後から編集なしで社内に出すと発言者の率直さが下がる、③ 録画あると役員がフォーマルになって議論が硬直する。どうしても記録が必要なら、Claude Code 出力の Markdown レポートと運営メモで代替。
Q: API コスト / 予算上限が気になる
A: 1 議案 $0.01–0.02 (gpt-4o-mini) / $0.25–0.50 (gpt-4o)。OpenAI Console で Usage limits → Hard limit $50/月を設定すれば、どれだけ使っても月 $50 で止まる。ワークショップ中の過剰な利用はほぼ不可能 (議案 100 件やっても $2 未満)。Monthly Budget Alert も $30 で発報設定しておけば、気づかない課金は起きない。
A: 1 議案 $0.01–0.02 (gpt-4o-mini) / $0.25–0.50 (gpt-4o)。OpenAI Console で Usage limits → Hard limit $50/月を設定すれば、どれだけ使っても月 $50 で止まる。ワークショップ中の過剰な利用はほぼ不可能 (議案 100 件やっても $2 未満)。Monthly Budget Alert も $30 で発報設定しておけば、気づかない課金は起きない。
Q: 役員が Claude Desktop 未ログインで当日を迎えた場合
A: T-1 日前メールの事前チェックリストに含めているが、当日朝で判明するリスクあり。Claude Max サブスク契約から Desktop へのログインは 2–3 分で完了するので、OPENING の冒頭 3 分で一緒にやってしまう (全員のログイン確認を兼ねる)。そのぶん Part 1 開始を 0:08 にずらす許容。
A: T-1 日前メールの事前チェックリストに含めているが、当日朝で判明するリスクあり。Claude Max サブスク契約から Desktop へのログインは 2–3 分で完了するので、OPENING の冒頭 3 分で一緒にやってしまう (全員のログイン確認を兼ねる)。そのぶん Part 1 開始を 0:08 にずらす許容。
Q: 会場 Wi-Fi の帯域不足
A: 症状別に 3 段階。
① 遅いが繋がる (10Mbps 未満): Claude の応答 10–20 秒遅延を想定し、待つ間に解説で埋める。
② 切断と再接続を繰り返す: ファシリテーターの iPhone テザリングに切替 (事前に通信量 check)。
③ 完全にネットなし: Driver View [B] 事前録画動画に切替、「今日は録画で失礼します」と率直に謝り、Claude 製品の機能をスライド + ナレーションで説明。資料は全部 deep-*.html に残っているので学習価値はほぼ維持。
A: 症状別に 3 段階。
① 遅いが繋がる (10Mbps 未満): Claude の応答 10–20 秒遅延を想定し、待つ間に解説で埋める。
② 切断と再接続を繰り返す: ファシリテーターの iPhone テザリングに切替 (事前に通信量 check)。
③ 完全にネットなし: Driver View [B] 事前録画動画に切替、「今日は録画で失礼します」と率直に謝り、Claude 製品の機能をスライド + ナレーションで説明。資料は全部 deep-*.html に残っているので学習価値はほぼ維持。
Q: 承認ボタンをずっと押していると、そのうち機械的に押してしまわないか
A: その不安は正しいです。実際「承認疲労」と呼ばれる現象があって、慣れると中身見ずに Accept する人間が出てきます。対策は意志力ではなく構造で解く。Plan mode を先に 1 回じっくり読めば、以降の個別承認は "設計通りか" のチェックに絞れる。settings.json で read-only は auto / write は ask の境界を引いておけば、押す回数自体が減る。詳細は セキュリティ: 承認疲労対策 に。
A: その不安は正しいです。実際「承認疲労」と呼ばれる現象があって、慣れると中身見ずに Accept する人間が出てきます。対策は意志力ではなく構造で解く。Plan mode を先に 1 回じっくり読めば、以降の個別承認は "設計通りか" のチェックに絞れる。settings.json で read-only は auto / write は ask の境界を引いておけば、押す回数自体が減る。詳細は セキュリティ: 承認疲労対策 に。
Q: Cowork は便利そうだが、会社としてどこまで自動化を OK にすべきか
A: 一番の悩みどころです。全アクションを Watched (常時人介在) / Batched (出力まとめ review) / Autonomous (信頼して任せる) の 3 段階に分類するTrust Level フレームが使えます。メール送信は Watched、ファイル読み取りは Autonomous、みたいに種別ごとに既定を決める。加えて「100 回誤動作したら何が起きる?」の Blast radius 思考で判定する。決済系は自動化しない、は筋が良いライン。詳細とポリシー テンプレは Cowork: 自動化スコープ決定フレーム に。
A: 一番の悩みどころです。全アクションを Watched (常時人介在) / Batched (出力まとめ review) / Autonomous (信頼して任せる) の 3 段階に分類するTrust Level フレームが使えます。メール送信は Watched、ファイル読み取りは Autonomous、みたいに種別ごとに既定を決める。加えて「100 回誤動作したら何が起きる?」の Blast radius 思考で判定する。決済系は自動化しない、は筋が良いライン。詳細とポリシー テンプレは Cowork: 自動化スコープ決定フレーム に。
想定外の失敗パターン 5 選
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| Claude Desktop がログアウトしている | 再ログイン。事前に認証状態を確認 |
| Opus 4.7 が選べない | Max プラン再確認。Sonnet 4.6 で代替可 (1M ctx あり) |
| Docker で port 8000 衝突 | docker-compose.yml の ports を 8001:8000 に変更、http://localhost:8001 |
| Wi-Fi が不安定 | スマホテザリングに切替 (事前に接続テスト) |
| 役員が想定外の深い技術質問 | "その詳細は deep-xxx.html に書いてあるので後でお送りします" で丁寧に閉じる |
ファシリテーター自分チェック (終了直後)
- Driver View の Session Notes を Export (Markdown)
- ワークショップ用 API キー 4 本を即 revoke
- 当日発覚した疑問・改善点を Session Notes に追記 → 次回更新へ
- 24 時間以内: 役員に感謝メール + 資料 URL + 14 日学習パス送付
- 2 週間以内: Cowork パイロット提案書を経営会議に上程
Last verified: 2026-04-22
関連資料:
- Driver View — 当日片手で見るライブナビ
- ai-executive 仕様書 — Part 1 で貼る仕様プロンプトの全文
- APIキー運用完全ガイド — 6 原則の深掘り
- Claude Code Desktop 徹底解説
- Claude Design 徹底解説
- Claude Cowork 徹底リサーチ
- セキュリティ・ガバナンス完全ガイド
- 14 日学習パス