14日で
Claude を使いこなす経営者へ
30分/日 × 14日 = 7時間。ワークショップ後のフォローアップに。各日、具体的タスクとチェックポイント付き。
ワークショップで Claude の三本柱 (Code / Design / Cowork) を体感した後、知識を定着させるには手を動かす反復しかない。この 14 日パスは、1 日 30 分という現実的な時間枠で、役員が自分の業務に Claude を組み込むまでを逆算した行程表だ。
各日はテーマ・具体タスク 3〜4 個・チェックポイント・参照する deep-dive ページという構成。順番通りに進めることを強く推奨するが、業務状況に応じて前後入れ替えても機能する設計にしてある。最後の Day 14 は「教える練習」に充てている — 他人に説明できて初めて、自分の理解が確定する。
Day 1 · Claude Desktop 基本操作
Theme: アプリを開き、Chat タブで会話する感覚を掴む。
- Claude Desktop をインストールし、サインインする
- Chat タブを開き、今週の意思決定事項を1つ相談する
- 返答に対して「もっと深く」「なぜそう言える?」と3段階深掘りする
- (任意) 会話を保存し、明日の自分へのメモ代わりにする
参照: 関連deep-dive
Day 2 · Max プラン設定と使用量管理
Theme: 業務で使うなら Max プラン。使用量の見方を押さえる。
- Max プランに契約 (または契約済みか確認)
- 使用量ダッシュボードを開き、週次リセットのタイミングを確認
- Rate limit に達した時の挙動を理解する (「混雑時に降格」する仕様)
- (任意) チーム共有プランの要否を検討する
参照: 関連deep-dive
Day 3 · Code タブ初歩 (1)
Theme: Claude Code Desktop でファイルを「生成させる」体験。
- ローカルに空フォルダを作り、Claude Code Desktop で開く
- 「Hello World のテキストファイルを作って」と依頼
- ファイルが実際に作成されたことを Finder で確認
- 内容を修正させる (挨拶を日本語に、など)
参照: 関連deep-dive
Day 4 · Code タブ初歩 (2)
Theme: Plan mode と Visual diff で、安全に委ねる作法を覚える。
- Plan mode を有効化し、タスクを依頼する前に設計を提示させる
- Plan に対して「ここは違う」と1回以上修正を入れる
- Visual diff で変更前後を確認してから Approve する
- (任意) 拒否 (Reject) も試して、やり直しさせる
参照: 関連deep-dive
Day 5 · APIキー運用の基本
Theme: API キーを「漏らさない」基本動作を体に入れる。
- プロジェクトフォルダに
.envファイルを作る .gitignoreに.envが入っていることを確認 (なければ追記)- ダミーキーをセットし、Claude に「この値を読み取って」と依頼して動作確認
- (任意) 実キーに置き換える前に、リポジトリ履歴に
.envが入っていないか確認
参照: 関連deep-dive
Day 6 · APIキー運用の応用
Theme: 個人環境から組織運用へ。社内ルールと接続する。
- 1Password または AWS Secrets Manager にテスト用シークレットを1つ登録
- Claude Code から環境変数経由で読み出し、直書きしない方法を試す
- MIXI 社内の秘密情報運用ルール (情シス / 法務) を読み直す
- (任意) 自分のチームで使う際のチェックリスト 5 項目を起草
参照: 関連deep-dive
Day 7 · MCP を1つ追加する
Theme: 外部データへの接続を Claude に持たせる初体験。
- Google Drive MCP server を Claude Desktop に接続
- Drive 内のファイルを検索 → 要約させる
- 共有権限のないファイルは見えないことを確認
- (任意) アクセスログ側に何が記録されているかを確認
参照: 関連deep-dive
Day 8 · MCP をもう1つ
Theme: 2 つ目を繋いで、組み合わせの効果を体感する。
- Slack MCP server を接続する
- 特定チャネル直近 1 週間の議論を要約させる
- Drive × Slack を跨いだ依頼を出す (例: 資料を添えて議論のサマリを)
- (任意) 自動化したい定型業務を 3 つリストアップ
参照: 関連deep-dive
Day 9 · Claude Design で資料1本
Theme: 「3 分で草案」を体感する。PPTX に落とす。
- claude.ai/design を開く
- ピッチデック 1 本 (10 枚程度) を依頼
- PPTX でエクスポートし、PowerPoint / Keynote で開く
- (任意) 見出しだけ自分の言葉に差し替えて整える
参照: 関連deep-dive
Day 10 · Claude Design で資料2本
Theme: 量で慣らす。定型フォーマットは作り直さない。
- 月次レビュー資料を 1 本生成
- 続けて one-pager を 1 本生成
- 2 本の作業時間を記録する (合計でも 10 分を切るはず)
- (任意) 気に入ったトーンをプロンプトスニペットとして保存
参照: 関連deep-dive
Day 11 · Cowork 初体験
Theme: Chat でも Code でもない、第 3 の作業場を開く。
- Claude Desktop の Cowork タブを開く
- 手元の PDF 1 本 (契約書 / 決算資料 / レポート) をドロップ
- 「主要論点 5 つ + 経営者として意思決定すべき項目」を要約させる
- (任意) 追加質問で 3 ターン深掘り
参照: 関連deep-dive
Day 12 · Cowork で業務1つ自動化
Theme: 1 つでいいから、毎週の仕事を楽にする。
- Cowork に Gmail / Drive を接続
- 週次ブリーフの下書きを自動生成するフローを作る
- 実際に 1 週分回し、手直しに何分かかったかを計測
- (任意) 所要時間が許容範囲なら、毎週金曜にルーチン化
参照: 関連deep-dive
Day 13 · 自分の業務で1時間削減
Theme: 自分の 1 週間を棚卸しし、Claude に任せる箇所を 1 つ決める。
- 直近 1 週間の業務を時間単位で書き出す
- 「Claude に任せたら早い」候補を 3 つ抽出
- そのうち 1 つを実際に Claude に投げて、時間短縮を計測
- (任意) 削減できた 1 時間を、何に使ったかメモしておく
参照: 関連deep-dive
Day 14 · 教える練習
Theme: 30 分で他人に説明して、理解を確定させる。
- 同僚・部下を 1 人捕まえ、30 分のデモ枠を取る
- Chat / Code / Cowork を 1 つずつ、実例で見せる
- 相手から質問を 3 つ以上引き出し、答えに詰まったらメモ
- (任意) 詰まった箇所を後日 Claude に聞き直し、穴を埋める
参照: なし
14日を終えた後
14日でできるようになる目安:
- 任意の資料 (契約・決算・プレゼン) について Claude に意見を求められる
- ローカルファイルを扱う小さな自動化を自分で組める
- MIXI 社内での Claude 活用を他役員に教えられる
ここから先は プロンプト50選 と Cowork 徹底リサーチ を辞書的に参照すると良い。
- Claude Code Desktop 徹底解説 — Day 3-4 の裏側
- Claude Cowork 徹底解説 — Day 11-12 の裏側
- 経営者向けプロンプト50選 — Day 13 以降の辞書